エクストラヴァージンのココナッツオイル


IMG_1829  感度の高い人のあいだでは既にかなり利用者がいるようです。私も年末に義理の姉に教わって分けてもらい使い始めました。姉は姿がとても美しく、それを維持し更に美しくなる努力を惜しまない人です。彼女は顔や体に塗る以外に、ティースプーン1さじを毎日摂っていると言っています。

 脂肪酸の話をすると長くなってしまいます。私が勉強した結果から言うと、ココナッツオイルは大きく分けてふたつの効果があるとわかりました。「同じ飽和脂肪酸グループのお肉や卵や乳製品と比較すると圧倒的に脂肪を蓄積しない*1」、「母乳の免疫力・抗菌力と同じ成分がスキンケアに有効*2」。あと、スポーツ時の持久力をアップするという情報もありますが、これに関しては納得できる根拠を併載している情報がありませんでした。

 私の活用法は今のところふたつです。朝のスムージーにティースプーン1さじを入れています。スムージー特有のツンツンした飲みづらさがまろやかになっているようです。スムージーをしている方はぜひ試してみて欲しいです。ココナッツオイルはローフードのレシピなんかにもよく出てきますから、スムージーとの相性はいいかもしれません。もうひとつはスキンケアです。お風呂あがりに手のひらの上に温めて溶かして、そこに無添加のお化粧水を混ぜて即席のローションを作って、全身に塗って保湿とします。微かな甘い香りと水分がとても気持ちいい。絶妙な快感です。お風呂あがり、どうしても顔を優先してしまうので、冬など身体に取り掛かるときは皮膚が乾いてしまっている時があります。そこにオイルだけが乗ると、ちくちくするようなイヤな感じの手触りになる時がありますが、お化粧水を混ぜていると馴染みがいいです。夏はどうなるんでしょうか。甘ったるい香りが暑苦しくなるかもしれません。

 また、糖質を避けていない方は、パンを食べるときにバター代わりに使っても良さそうです。バゲットにココナッツオイルと蜂蜜をのせてトーストしても美味しかったです。エクストラヴァージンのココナッツオイルの中には無味無臭のものもあるようですから、料理にも活用できます*3。ただ、エクストラヴァージンで低温圧搾のもを選ばないと効果を得られません。ことによってはトランス脂肪酸を含んでいるものもあるようですから注意です。

 このての、健康情報は説教臭くなってしまいかないませんね。プラザや石井に置いている気軽さなので、ぜひ試してみてください。

 

*1 ココナッツオイルは中鎖飽和脂肪酸を多く含んでいますです。お肉、卵、乳製品などに含まれる長鎖飽和脂肪酸が体内の広範囲へゆっくり吸収され余分は蓄積される一方、この中鎖飽和脂肪酸は直接肝臓へ運搬され4倍のスピードで吸収、10倍のスピードで代謝されます。ほとんど余分に蓄積されません。 *2 ラウリン酸によるもとされています。 *3 ココナッツオイルは植物性ですが飽和脂肪酸を多く含むため加熱しても効用が崩れづらいと言われています。180度までは耐熱するという情報もありました。灼熱の国で育っているからでしょうか。不飽和脂肪酸の中でも神様と私が呼んでいるオメガ3などが特に熱と光に弱いのとは対照的な特徴だと思います。