カシミアの香り


IMG_7344 カシミアの下にはなるべく下着を付けずに素肌に着てしまいます。まるで何も着ていないような、暖かい空気を纏っているだけ、そんな感覚が好きです。
 ブラジャーはあまり良くありません。つけるとしてもストラップレスのもの。つけなくて済むならばストラップの細いシルクのキャミソールだけです。出来るだけ広い面積でカシミアに触れたい。暖かく柔らかく、肩こりもありません。
 素肌にカシミアを着る時は、脇の下とおなかに直接香水を噴きます。ふとした時の香り方が素敵です。
 私の好きな香水は、シャネルのアリュールオム。メンズの香水です。
 カシミアを着ると女っぽい気分になります。とろんとした視線と甘ったるい気分をシャープにしてくれるメンズの香水。中学生の頃、輸入雑貨屋さんで買ったカリフォルニアの「アリュールオム風」のコロン。 大好きだった香り。大人になってから本物のアリュールオムとそれを纏う男性を手に入れました。

 

 本来ならばニットの下には下着をつけるのが鉄則。洗濯もなるべくしない方がいいはずです。私はこんな調子なので、2,3回着たら自分で洗います。セーターはクリーニングには出しません。ドライクリーニングでは気持ち良く綺麗にならないからです。
 ラウンドレス(LAUNDRESS)のウールカシミア用の洗剤を使っています。シダーの潜んだ香りがとても好きです。おしゃれ着用の洗剤は中性洗剤です。シルクの靴下や下着も、一緒に洗えます。シルクはアルカリ性の洗剤で洗うと溶けて破れてしまうので普通の洗濯とは一緒にできません。コットン類の染みはウタマロ石鹸で下洗い。ラウンドレスの固形石鹸も使っていましたがウタマロ石鹸が良いと聞いて使ってみたら、本当に安いのに真っ白になる。
 セーターはウールカシミア用洗剤で脇の下や首周りを下洗いしてから、洗濯機のウールコースに入れてしまいます。カシミアの洗濯、以前は全て手で洗っていましたが億劫になってしまいますので、今は機械まかせ。
 ダイニングテーブルに大きなバスタオルを広げて脱水されたセーターを挟みます。その時に手で軽く伸ばしてプレスするような感じにしておくと良いようです。
 乾いたらしっかりアイロンでプレスします。多少の縮みは伸ばしながらプレスすれば直ります。
 セーターはシャツ以上にアイロンがけを徹底しています。仕上がりがまるで違います。