入浴剤の研究


IMG_2266IMG_2297  冷えとり、気分転換、風邪予防のために、しょっちゅう風呂に浸かっています。

 普段は風呂嫌いのからすの行水ですが、先のような積極的な目的があれば率先して入ります。風邪予防の入浴は43度以上で最低でも20分以上、冷えとりのための半身浴は38度で1時間以上入浴します。こんなことなので入浴剤なしで入るのがなんとなく勿体無く感じてしまいます。

 まずは基本ですがバスソルトです。色々試しましたが塩はやっぱり圧倒的に発汗します。死海の塩を使っている時期もありましたが、塩分は浴槽と風呂釜を傷めるので、今は脱塩されていてミネラルだけが残った状態のバスソルトを使っています*1。エプソムソルトという商品です。大容量で安いです。楽天で売っています。ここにその時の体調や気分に応じて精油をブレンドしています。半身浴は午前中にすることが多いので大抵「目覚まし・気付け」のために、ローズマリー、パイン、ペパーミント。「浮腫み」が気になる日はジュニパーベリーやサイプレスです。「風邪気味」の時はティーツリーやユーカリを混ぜて43度以上で汗だくになり徹底的にウィルスを駆逐します。「夜に多幸感に包まれて休みたい」日はヴェティヴァー、ローズアブソリュートなどをブレンドします。前にも書きましたが精油はお湯には溶けませんので、一度塩に混ぜてからお湯へ入れます。その際にホホバオイルを適量混ぜると、お湯がまったりとして風呂あがりもしっとりです。

 あとは生薬系の薬草パックです。これは風呂釜の心配がいらない(はず)です。ヨモギや陳皮やいろんな草がブレンドしてあります。ヨモギの香りにとても癒やされます。最初に湯船に放り込んでからお湯を溜めます。お湯はり完了のお知らせ音楽が鳴る頃には、出汁パックよろしくお湯に生薬の「出汁」が染みだしています。

 

*1 いわゆる24時間風呂などのお湯を綺麗にろ過するタイプの風呂釜では脱塩されていても、硫酸マグネシウムの粒子がフィルターを詰まらせるので駄目です。単なる温度を一定に保温してくれる自動風呂釜での使用は問題ないそうです。